ようやくIC-7610にHDSDRとCWスキマーをつないで動かしてみました。
HDSDRとCWスキマーはPCに入れたので導入という言い方はおかしかもしれませんが。。。
7610の売りであるI/Q出力を使って、まだ未経験のスキマーを見てみたいというのがそもそもの始まり。
ようやく時間が取れたので先週末からぼちぼちセッティングをしていました。
まずは。7610をUSBケーブルでCAT制御するため必要なドライバーをインストール。
これは、すでにWSJT-Xをやっているので、何もせずそのまま。
7610の背面にあるUSBケーブルをつなぐため、2本用意。
一本はUSB3.0カテゴリーの物なので注意が必要です。
HDSDRを入れるにあたって、アイコムのホームページから必要なソフトをダウンロードして、インストールしておきます。
1.7610のファームウエアは最新の物にアップしておくこと。(メイン1.2)
2.HDSDRのソフトをダウンロードしてPCにインストールしておく。
(私は最初はVer2.76aでやりました。)
3.アイコムのHPから、IC-7610 USB IQ Package for HDSDR をダウンロード
してインストールする。
4.PCと7610をUSB2.0とUSB3.0のケーブルで接続する。
5.HDSDRを起動してもろもろセッティング。
こういった流れですが、詳しくはアイコムのHPにある、インストールガイドを熟読して作業を進めてください。
で、とりあえずHDSDRが動くようになりました。
その後はCW Skimmerをインストールします。
その前に、VB-Audio Hi-Fi Cable と、com0com というソフトをインストールしておく必要があります。
これがないとCWスキマーとHDSDRのやり取りができないです。
これもインストールガイドに書いてありますが、詳しく書いて無いので結構悩みました。
もう少し詳しく書いて欲しいなあ。
でインストール後はCWスキマーのセッティング。
これで何とかデコードできるまでになりました。
あれこれ考えながらなので、3時間くらいかかったかな?
とりあえず動いたので、HDSDRのバージョンを2.80にアップしておきました。
ここでちょっと疑問点。
スキマーの周波数が点滅しますが、これで大丈夫かな?
それと、CWで受信しているとき、受信周波数より700Hzほど上でスキマーでその信号が見えます。
この点がいまだ謎。
どなたか、わかるかたが居れば教えてくださいませ。
とりあえず動いたのでこれから機能とかいじってみたいと思います。
【追加】20190111 22:20JST
問題だったスキマーの周波数が点滅する件と周波数表示ずれですが、何とか解決しました。
まず、点滅はCATコントロールの設定をいじったところ、フラッシングしなくなりました。
マニュアルには、KENWOODを選択すると書いてあります。
ここを具体的なリグの名前である、TS-2000に変えたところ、点滅がなくなりちゃんと表示されるようになりました。
アイコムなのにケンウッドはおかしい感じもしますが、まあちゃんと表示されたのでOKとしましょう。
ちなみにアイコムの各リグの名前も沢山表示、選択できますが、アイコムの例えばIC-7600ではだめでした。(7610は表示がなかったです。)
ケンウッドでなければならない理由があるのでしょうね。
それから周波数表示ずれは、CKNさんのコメントのように、Audio IFの所を0から650(CWピッチ周波数と同じ)としたことで、表示と実際の周波数が合いました。
これでしばらく様子を見ることにします。